だらだら食べ続けないこと

だらだら食べの落とし穴 虫歯

毎日を過ごすだけでもストレスを感じることってありますよね。だからこそ、ストレス解消はとても大切。忙しくても、気力が削られていても、おいしいものを食べると気持ちが緩んで、思わず「おいしい!幸せ!」なんて心の中で言っている自分に気付きます。食べることは確かにストレス解消の素晴らしい方法です。とはいえ、だらだらと食べ続ける落とし穴があるのも事実です。

その1つは、虫歯になりやすい状況を作り出してしまうことです。

口の中においしさが広がると、日頃の嫌なことを吹き飛ばしてくれます。でも、口の中に広がるのはおいしさだけではありません。酸も広がっていくのです。なぜなら、口腔内には細菌がいますが、その細菌が食事に含まれる砂糖を餌に酸を作り出すからです。この酸こそ、おいしさを感じる上で大切な歯を溶かしていくのです。食べる時間が長いということは、酸性の状態がキープされ、虫歯を誘発してしまうことになります。

だらだら食べの落とし穴 内臓機能の低下

だらだらと食べ続けるということは、食べたものが通っていく胃や腸もずっと働き続けるということです。私たちがずっと動き続けると疲れてパフォーマンスが落ちるのと同様に、胃や腸も働き続けると機能が低下します。実は、腸は第二の脳と呼ばれています。実際、脳に次ぐ1億以上の神経細胞があり、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンや、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが腸で作り出されるのです。 食事で快感や幸せを感じたいのに、だらだら食事することでかえって腸の働きが悪くなり、快感や幸せを感じにくくなってしまいます。そのため、もっと食べようと促され、過食や肥満へと繋がります。 繰り返しますが、食事はストレス解消法として素晴らしい方法です。適度な食事で上手にストレス解消していきましょう。